2025年3月20日木曜日
2025年2月21日金曜日
初学者向け 高齢者に多くみられる【聴覚障害】の基礎から応用まで!わかりやすく解説 3福祉士試験、ケアマネ試験受験者用【高齢者に起こりやすい症状】
こんにちは、華珠,です。
今回は高齢者に多くみられる【聴覚障害】についてみていきましょう。
高齢者に多くみられる【聴覚障害】は、老年症候群として扱われる病態の一つです。
高齢者の健康と生活を理解する上で重要な概念であり、介護福祉士国家試験やケアマネ試験、社会福祉士国家試験でも頻出のテーマです。出題傾向としては、以下の点が挙げられます。
国家試験における出題傾向
高齢者の聴覚障害の原因と種類
聴覚障害がもたらす影響
聴覚障害者への対応
聴覚障害のアセスメントポイント
介護福祉士国家試験では、障害の理解、老化の理解の分野、コミュニケーション技術など
社会福祉士国家試験では、主に人体の構造と機能及び疾病の分野
ケアマネ試験では、主に保健医療サービス分野
で出題されています。
過去問題に挑戦!
ではまず、介護福祉士国家試験の過去問題からです。
最初からわからなくても当然という気持ちで挑戦してみましょう。
ただ解説を読むよりも、考えることで、記憶に残りやすくなりますよ!
介護福祉士国家試験 第29回 問87
老人性難聴(presbycusis)の特徴として、正しいものを1つ選びなさい。
1 伝音性難聴に分類される。
2 高音域から始まる。
3 語音明瞭度は高くなる。
4 ウイルス感染で生じる。
5 症状は急激に進行する。
正答 2
介護福祉士国家試験 第35回 問76
Cさん(75歳、男性)は、老人性難聴(presbycusis)があり、右耳は中等度難聴、左耳は高度難聴である。耳かけ型補聴器を両耳で使用して静かな場所で話せば、なんとか相手の話を聞き取ることができる。
Cさんとの1対1のコミュニケーションの方法として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 正面で向き合って話しかける。
2 高音域の声を使って話しかける。
3 耳元で、できるだけ大きな声で話しかける。
4 手話で会話をする。
5 からだに触れてから話しかける。
正答 1
ケアマネジャー試験 第23回 問26
次の記述について、より適切なものはどれか。3つ選べ。
1 老年症候群では、高齢期において生活機能の低下がみられる。
2 高齢者では、身体的な衰えや機能障害、慢性疾患の罹患、家族との死別などにより抑うつが高頻度にみられる。
3 高齢者では、エネルギーの消費が多くなるため、食欲が増す。
4 高齢者では、若年者に比べて体内水分貯蔵量が少なく、口渇も感じにくいため、脱水のリスクが高い。
5 内耳から大脳に異常があるために生じる難聴を、伝音性難聴という。
正答 1,2,4
過去問題にふれてみたところで、聴覚障害の概要についてみていきましょう!
高齢者の聴覚障害とは?
加齢に伴い、聴力が低下する状態を「老人性難聴」といいます。
音の聞こえにくさだけでなく、言葉の聞き取りにくさも伴い、コミュニケーションに支障をきたすことがあります。
高齢者の聴覚障害の原因は?
主な原因として次のものがあげられます。
遺伝的要因: 遺伝的な体質
薬物: 特定の薬物の副作用
生活習慣病: 糖尿病、高血圧など
騒音: 長期間の騒音曝露
加齢による内耳の機能低下: 音を感じ取る細胞の減少や機能低下
など、様々な要因があります。
高齢者の聴覚障害の種類

この分野でよく問われる、難聴の種類についてみていきましょう。
伝音性難聴
外耳や中耳の障害により、音がうまく伝わらない感音性難聴
内耳の障害により、音を感じにくくなる混合性難聴
伝音性難聴と感音性難聴の両方の要素を持つ
表では、老人性難聴を出しました。
こちらは、試験でよく出てきますのでご説明します。
老人性難聴とは?

老人性難聴は、加齢に伴い聴力が徐々に低下する感音性難聴です。
高音域から聞こえにくくなり、徐々に低い音域へと進行するのが特徴です。会話の聞き取りにくさや、音程の判別が難しくなるなどの症状が現れます。
では、聴覚障害の影響にはどんなものがあるのでしょうか?
聴覚障害がもたらす影響

コミュニケーションの困難
会話が聞き取りにくく、意思疎通が難しくなる社会参加の減少
会話が困難なため、外出や人との交流が減る認知機能の低下
聞こえにくい状態が続くと、脳への刺激が減り、認知機能が低下する精神的な影響
孤立感、不安感、抑うつ状態転倒のリスク増加
周囲の音が聞こえにくく、危険に気づきにくくなる
など、さまざまなリスクが考えられます。
では、どのような対応をしていけばよいのでしょうか?
高齢者の聴覚障害への対応
聴覚障害への対応として、次のような対応があげられます。

補聴器の利用: 聴力を補う
会話方法の工夫:
ゆっくりと話す
正面で向き合って話す
口元をはっきり見せる
静かな場所で話す
身振り手振りも活用する
環境整備:
騒音を避ける
照明を明るくする
コミュニケーション支援:
筆談
要約筆記
聴覚障害者向けコミュニケーションアプリ
など、さまざまな対応があります。その方の状況にあった対応をしていきましょう。
では、概要を把握できたところで、過去問題に再挑戦してみましょう!
過去問題に再挑戦
介護福祉士国家試験 第29回 問87
老人性難聴(presbycusis)の特徴として、正しいものを1つ選びなさい。
1 伝音性難聴に分類される。
2 高音域から始まる。
3 語音明瞭度は高くなる。
4 ウイルス感染で生じる。
5 症状は急激に進行する。
正答 2 高音域から始まる。

老人性難聴は、加齢に伴い聴力が徐々に低下する感音性難聴です。
高音域から聞こえにくくなり、徐々に低い音域へと進行するのが特徴です。 会話の聞き取りにくさや、音程の判別が難しくなるなどの症状が現れます。

伝音性難聴:外耳や中耳の障害
感音性難聴:内耳や聴神経の障害
老人性難聴:加齢による内耳の機能低下
介護福祉士国家試験 第35回 問76
Cさん(75歳、男性)は、老人性難聴(presbycusis)があり、右耳は中等度難聴、左耳は高度難聴である。耳かけ型補聴器を両耳で使用して静かな場所で話せば、なんとか相手の話を聞き取ることができる。
Cさんとの1対1のコミュニケーションの方法として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 正面で向き合って話しかける。
2 高音域の声を使って話しかける。
3 耳元で、できるだけ大きな声で話しかける。
4 手話で会話をする。
5 からだに触れてから話しかける。
正答 1 正面で向き合って話しかける。
ポイントは
高音域 聞こえにくい
大声 大声で話すと、補聴器の効果を妨げる可能性があります。
手話 Cさんが手話を理解できるとは限りません
触れる Cさんを驚かせてしまう可能性があります。
また、
静かな場所:Cさんが会話に集中しやすい
ゆっくりと話す:Cさんが言葉を理解しやすい
補聴器:Cさんの聴力を補う
これらの要素も、Cさんとのコミュニケーションを円滑にする上で重要ですので、配慮していきましょう。
では、最後にケアマネ試験に再挑戦してみましょう。
ケアマネジャー試験 第23回 問26
次の記述について、より適切なものはどれか。3つ選べ。
1 老年症候群では、高齢期において生活機能の低下がみられる。
2 高齢者では、身体的な衰えや機能障害、慢性疾患の罹患、家族との死別などにより抑うつが高頻度にみられる。
3 高齢者では、エネルギーの消費が多くなるため、食欲が増す。
4 高齢者では、若年者に比べて体内水分貯蔵量が少なく、口渇も感じにくいため、脱水のリスクが高い。
5 内耳から大脳に異常があるために生じる難聴を、伝音性難聴という。
正答 1,2,4

老年症候群では、高齢期において生活機能の低下がみられる。
加齢に伴い、様々な機能が低下し、日常生活に支障をきたす状態が老年症候群です。
高齢者では、身体的な衰えや機能障害、慢性疾患の罹患、家族との死別などにより抑うつが高頻度にみられる。
身体的、精神的、社会的な要因が複合的に作用し、高齢者はうつになりやすい状況にあります。
高齢者では、若年者に比べて体内水分貯蔵量が少なく、口渇も感じにくいため、脱水のリスクが高い。
高齢者は、体内の水分量が減少し、脱水症状に気づきにくいため、注意が必要です。
誤答の理由

3.高齢者では、エネルギーの消費が多くなるため、食欲が増す。
誤り
一般的に、加齢とともに基礎代謝が低下するため、エネルギー消費は減少し、食欲も低下する傾向があります。5.内耳から大脳に異常があるために生じる難聴を、伝音性難聴という
誤り
伝音性難聴は、外耳や中耳の障害によって起こります。
内耳から大脳に異常がある難聴は、感音性難聴といいます。
最後に
いかがでしたでしょうか?
最後に視聴各障害のアセスメントのポイントを見てみましょう。
聴覚障害のアセスメントポイント

聴力の程度
どの程度の音が聞こえにくいか聞こえにくい音の種類
高音、低音など、特定の音が聞こえにくいかコミュニケーションの状況
会話がどの程度困難か生活への影響
日常生活にどのような支障が出ているか補聴器の利用状況
補聴器を使用しているか、使用状況はどうか
などを確認し、状況を把握し、それぞれに合った対策をしていきましょう。
高齢者の聴覚障害は、QOLを大きく低下させる要因の一つです。介護福祉士、社会福祉士、ケアマネージャーは、聴覚障害者の特性を理解し、適切な支援を提供することが求められます。
注意点
聴覚障害は、種類や程度によって、必要な支援が異なります。
個々の状況に合わせて、適切な支援を提供することが重要です。
聴覚障害者本人や家族からの情報収集をしっかりと行い、個別のケアプランを作成することが大切です。
関連キーワード: 高齢者, 聴覚障害, 難聴, 老人性難聴, 補聴器, コミュニケーション
このブログ記事は、介護福祉士、社会福祉士、ケアマネージャー試験の学習に役立つ情報を提供することを目的としています。
2025年2月6日木曜日
【初学者向け】脱水のポイント解説!国家試験対策に 3福祉士試験、ケアマネ試験受験者用【老年症候群】
こんにちは、華珠,です。
今回は【脱水】についてみていきましょう。
【脱水】は、老年症候群として扱われる病態の一つです。
高齢者の健康と生活を理解する上で重要な概念であり、介護福祉士国家試験やケアマネ試験、社会福祉士国家試験でも頻出のテーマです。出題傾向としては、以下の点が挙げられます。
国家試験における出題傾向
国家試験では、脱水に関する問題は、主に以下の観点から出題されます。
脱水の原因と症状
脱水の予防策
脱水のリスクが高い人
脱水と他の疾患との関連
脱水のケア
介護福祉士国家試験では、主に発達と老化の理解の分野
社会福祉士国家試験では、主に人体の構造と機能及び疾病の分野
ケアマネ試験では、主に保健医療サービス分野
で出題されています。
ではまず、介護福祉士国家試験の過去問題からです。
最初からわからなくても当然という気持ちで挑戦してみましょう。
ただ解説を読むよりも、考えることで、記憶に残りやすくなりますよ!
過去問題に挑戦
介護福祉士国家試験 第35回 問38
高齢者の脱水に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 若年者よりも口渇感を感じやすい。
2 体内水分量は若年者よりも多い。
3 起立時に血圧が上がりやすくなる。
4 下痢が原因となることはまれである。
5 体重が減ることがある。
正答 5
続いて、社会福祉士国家試験の問題を見てみましょう。
社会福祉士試験 第32回 問2
高齢者の脱水に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。
1 体全体の水分量は、若年者と変わらない。
2 喉の渇きを感じやすいため、脱水になりにくい。
3 1日の水分摂取量は、若年者より多い。
4 降圧利尿薬の服用は、脱水の原因にならない。
5 腎臓による水の再吸収能力が、低下している。
正答 5
つづけてケアマネ試験の過去問題を2問見てみましょう。
脱水以外の知識も問われているので難しいと思いますが
挑戦だけでもしてみましょう。
ケアマネジャー試験 第25回 問38
次の記述のうち、より適切なものはどれか。3つ選べ。
1 手の甲の皮膚をつまみ上げて離したとき、すぐには元に戻らない場合は、脱水を疑う。
2 薬の服用時間における食間とは、食事中に服用することである。
3 言葉が出てこない、又はろれつが回らないという症状が突然生じた場合は、脳卒中の可能性がある。
4 転倒による頭部打撲後、すぐに意識障害が起こらなければ問題はない。
5 前立腺肥大症の場合、尿意を感じたら、早めにトイレに行くよう心がける。
正答 1,3,5
ケアマネジャー試験 第24回 問26
高齢者にみられる疾病・病態について適切なものはどれか。3つ選べ。
1 薬疹は、薬剤服用後1~2か月で出ることが多い。
2 高齢者の肺炎は、再発・再燃を繰り返して難治化することがある。
3 白内障は、水晶体の混濁により視力低下をきたす。
4 脱水があっても、めまいやふらつきは生じない。
5 ナトリウムが欠乏していても、嘔気や頭痛などの自覚症状がないこともある。
正答 2、3、5
過去問題にふれてみたところで、脱水の概要についてみていきましょう!
脱水とは?
脱水とは、体内の水分が不足している状態です。高齢者にとっては、特に注意すべき状態であり、介護の現場でも頻繁に遭遇する問題です。
脱水が起こる原因

水分摂取量の減少
年齢とともに喉の渇きを感じにくくなる、食事量が減る、などが原因。水分喪失量の増加
発熱、下痢、嘔吐、多汗などにより体内の水分が失われる。腎機能の低下
腎臓の働きが低下すると、水分を適切に保持できなくなる。薬剤の影響
利尿作用のある薬剤などが原因となる場合もある。
脱水の症状
脱水の症状にはどんなものがあるのでしょうか?

自覚症状
立ちくらみ
食欲不振
頭痛
嘔気
下痢
全身倦怠感 など
他覚症状
目のくぼみ
舌の乾燥、皮膚の乾燥
尿量減少
体重減少
低血圧(特に起立性低血圧)
頻脈(1分間に100回以上)
ADLの低下 など
が見られます。
脱水のリスクが高い人

高齢者
認知症の人
寝たきり状態の人
発熱している人
下痢や嘔吐を繰り返している人
利尿剤を服用している人
脱水の概要を把握できたところで、過去問題に再挑戦してみましょう!
過去問題に再挑戦
介護福祉士国家試験 第35回 問38
高齢者の脱水に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 若年者よりも口渇感を感じやすい。
2 体内水分量は若年者よりも多い。
3 起立時に血圧が上がりやすくなる。
4 下痢が原因となることはまれである。
5 体重が減ることがある。
正答 5
高齢者は、若年者と比べて体内の水分量が少なく、のどが渇いたと感じにくいため、脱水になりやすいです。
水分が不足すると、体重減少や血圧低下、意識混濁などの症状が現れることがあります。
下痢や発汗などにより、体から水分が失われると、脱水症状が悪化することがあります。
続いて、社会福祉士国家試験の問題を見てみましょう。
社会福祉士試験 第32回 問2
高齢者の脱水に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。
1 体全体の水分量は、若年者と変わらない。
2 喉の渇きを感じやすいため、脱水になりにくい。
3 1日の水分摂取量は、若年者より多い。
4 降圧利尿薬の服用は、脱水の原因にならない。
5 腎臓による水の再吸収能力が、低下している。
正答 5
高齢者は、腎臓の働きが低下し、体内の水分を再吸収する能力が弱まるため、脱水になりやすいです。
また、喉の渇きを感じにくい、薬の副作用など、様々な要因が重なり、脱水のリスクが高まります。
そのため、高齢者にはこまめな水分補給が重要です。
つづけてケアマネ試験の過去問題を2問見てみましょう。
脱水以外の知識も問われているので難しいと思いますが
ここでは、脱水に関する選択肢の正誤がわかるだけでも大丈夫です!
ケアマネジャー試験 第25回 問38
次の記述のうち、より適切なものはどれか。3つ選べ。
1 手の甲の皮膚をつまみ上げて離したとき、すぐには元に戻らない場合は、脱水を疑う。
2 薬の服用時間における食間とは、食事中に服用することである。
3 言葉が出てこない、又はろれつが回らないという症状が突然生じた場合は、脳卒中の可能性がある。
4 転倒による頭部打撲後、すぐに意識障害が起こらなければ問題はない。
5 前立腺肥大症の場合、尿意を感じたら、早めにトイレに行くよう心がける。
正答 1,3,5
1. 手の甲の皮膚をつまみ上げて離したとき、すぐには元に戻らない場合は、脱水を疑う。
脱水になると、皮膚の弾力性が低下し、このような症状が出ることがあります。3. 言葉が出てこない、又はろれつが回らないという症状が突然生じた場合は、脳卒中の可能性がある。
これは脳卒中の典型的な症状の一つです。5. 前立腺肥大症の場合、尿意を感じたら、早めにトイレに行くよう心がける。
前立腺肥大症では、尿意を感じたらすぐにトイレに行くことが大切です。我慢すると尿路感染症などを引き起こす可能性があります。
誤答の解説
2. 薬の服用時間における食間とは、食事中に服用することである。→誤り
食間とは、食事と食事の間という意味です。4. 転倒による頭部打撲後、すぐに意識障害が起こらなければ問題はない。→誤り
頭部打撲後、数時間後に症状が悪化するケースもあります。
ケアマネジャー試験 第24回 問26
高齢者にみられる疾病・病態について適切なものはどれか。3つ選べ。
1 薬疹は、薬剤服用後1~2か月で出ることが多い。
2 高齢者の肺炎は、再発・再燃を繰り返して難治化することがある。
3 白内障は、水晶体の混濁により視力低下をきたす。
4 脱水があっても、めまいやふらつきは生じない。
5 ナトリウムが欠乏していても、嘔気や頭痛などの自覚症状がないこともある。
正答 2、3、5
2. 高齢者の肺炎は、再発・再燃を繰り返して難治化することがある。
高齢者は免疫力が低下しているため、肺炎になりやすく、一度かかると治癒に時間がかかり、再発を繰り返すことがあります。3. 白内障は、水晶体の混濁により視力低下をきたす。
白内障は、水晶体というレンズの役割をする部分が白く濁り、視界がぼやける病気です。5. ナトリウムが欠乏していても、嘔気や頭痛などの自覚症状がないこともある。
高齢者は、ナトリウム欠乏の自覚症状が鈍い場合があります。特に、認知症がある場合は、自覚症状が全くないこともあります。
誤答の解説
1. 薬疹は、薬剤服用後1~2か月で出ることが多い。→誤り
薬疹は、薬剤服用後、数分から数時間、まれに数日〜数週間後に発疹が出ることがあります。4. 脱水があっても、めまいやふらつきは生じない。→誤り
脱水になると、血圧が低下し、脳への血流が不足するため、めまいやふらつきが生じることがあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
国家試験では、脱水に関する基礎知識だけでなく、実際の介護場面での対応力が問われます。
脱水は、高齢者の健康状態を悪化させる要因の一つです。
介護の現場では、脱水の早期発見と適切なケアが求められます。
脱水と介護のポイント

水分摂取の促進
定期的に水分を摂取する習慣をつける、水分補給のタイミングを工夫するなど。食事の工夫
スープやゼリーなど、水分を多く含む食品を取り入れる。口腔ケア
口腔乾燥を防ぎ、飲み込みを促す。皮膚の保湿
皮膚の乾燥を防ぎ、水分蒸発を防ぐ。環境調整
室温を適切に保ち、涼しい環境で過ごす。
定期的な体重測定
体重減少は脱水のサインとなる場合があります。
その他
経口補水液
下痢や嘔吐による脱水の場合、経口補水液が有効な場合がある。点滴
重度の脱水の場合、点滴が必要となる場合がある。医療機関との連携
脱水の症状が疑われる場合は、早めに医療機関に相談する。
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